パスポートの期限

パスポートの有効期限は5年または10年であることはたいていの人が知っているでしょう。
それでは、外国で旅行をしている時に期限が切れそうになったらどうするのでしょうか。
有効期限が1年を切り長期滞在をしようとすると、そのような状況が発生することになります。
このようなことは十分想定内のことです。
国によって残存の有効期限の日数が規定されています。
いくつかの国の条件の例を挙げてみましょう。
合わせて、ビザの取得条件も紹介しておきましょう。
香港の場合はパスポートの残存期間は入国時1か月に加えて、滞在日数以上が必要です。
また、ビザは90日以内の滞在では必要ありません。
それから、中国では入国時に6か月以上の残存期間が求められています。
また、ビザは15日以内であれば不要です。
それから、タイは中国と同じく6か月以上ですが、ビザは30日以内の観光であれば不要となります。
フィリピンでは入国時6か月以上で滞在日数を加えた残存期間が必要です。
ビザは20日以内の滞在に限って、取得不要ですね。
それから、イギリスの場合は帰国時まで有効であればいいとなっていますし、6か月未満の滞在ではビザは不要ですね。
かなり条件が緩いと言えるでしょう。

それから、オーストラリアもイギリスと同じく帰国時まで有効であればいいのですが、ビザは6か月未満の観光目的の場合にのみ不要となっています。
また、スペインはオーストラリアと同じ条件です。
このように外国人の入国に関しては、それぞれの国の考え方が反映された条件となっているのです。

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