パスポートの歴史
国と言う概念ができてから、その間を行き来するためにパスポートができました。
もちろん、昔のパスポートは現代のものとはかなり違っていたでしょうが、身分を証明するために発行されていたのは間違いないでしょう。
世界におけるパスポートの歴史を考えると、かなり壮大な話になってしまいますから、日本におけるパスポートの歴史を紹介しましょう。
日本初のパスポートは1866年、慶応2年に作られています。
これは現存しています。
もちろん、写真などはありませんが、用紙の特徴が書かれていたようですね。
ご印章と呼ばれており、学業や商業のための渡航のみが認められていた時代のことです。
1878年、明治11年に初めて旅券と言う言葉が出てきます。
これが2月20日でしたから、この日を旅券の日としています。
外務省のホームページにも書かれていますよ。
興味があれば読んでみてください。
当時も外国のパスポートを参考にしながら作られていましたが、1994年平成4年に国際基準に従って、機械で読み取ることができる旅券の発給が始まりました。
ごく最近のことなのですね。
ちょっと意外な感じがしませんか。
それから、1995年には有効期間を5年または10年から選べるようになりました。
ただし、12歳未満は5年間のものしかありません。
そして、2004年に電子申請が開始されました。
岡山県が最初で、以後各県に広まりましたが、税金の無駄遣いとの指摘で2006年に廃止されていますね。
また、2006年にはICチップ内蔵型のパスポートが発給されるようになりました。
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